Changes between Version 1 and Version 2 of TracPermissions


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Timestamp:
2007/03/06 12:34:28 (17 years ago)
Author:
trac
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  • TracPermissions

    v1 v2  
    22[[TracGuideToc]] 
    33 
    4 Tracはアクセス制御にシンプルでありながら柔軟なパーミッションシステムを使用します。 
     4Trac はシンプルなアクセス制御システムを使用しています。 
    55 
    66パーミッションの付与は [wiki:TracAdmin trac-admin] ツールを使用して操作します。 
    77 
    8 システムにアクセスする通常のビジター (HTTP認証を通らないユーザ) は、 {{{anonymous}}} という 
    9 デフォルトのロール (''仮想のユーザ'') を割り当てられます。 
    10 未登録のユーザ/ゲストユーザの権限を設定するためには、{{{anonymous}}} ユーザにパーミッションを設定してください。 
     8認証していないユーザは "anonymous" としてシステムにアクセスします。 "anonymous" ユーザには anonymous/guest ユーザの権限を割り当てます。 権限がない Trac のモジュールについてはナビゲーションバーに表示されないでしょう。 
    119 
    12 これらの権限に加えて、登録したユーザ (HTTP認証を行ったユーザ) には個別に 
    13 権限を付与することができます。 
     10これらの権限に加えて、登録したユーザ (HTTP認証を行ったユーザ) には個別に権限を付与することができます。ログインしたすべてのユーザは "authenticated" という仮想グループに所属し、 "anonymous" からパーミッションを継承します。 
    1411 
    1512== 付与できる権限 == 
    1613 
    17 あるユーザで全ての権限を有効にしたい場合、 `TRAC_ADMIN` 権限を使用してください。 `TRAC_ADMIN` 権限を持っているユーザは *NIX システムでの `root` と同じように、何でも望んだことが行えます。 
     14あるユーザで全ての権限を有効にしたい場合、 `TRAC_ADMIN` 権限を使用してください。 `TRAC_ADMIN` 権限を持っているユーザは *NIX システムでの `root` と同じように、いかなる操作も行うことができます。 
    1815 
    19 または Trac の機能ごとに異なる種類の権限を、ユーザごとに個別に付与することができます。 
     16または Trac の機能ごとに異なる種類の権限を、ユーザごとに個別に付与することができます。(パーミッション名は大文字 / 小文字を区別しません): 
    2017 
    2118=== リポジトリブラウザ === 
    2219 
    2320|| `BROWSER_VIEW` || [wiki:TracBrowser リポジトリブラウザ] でディレクトリの一覧表示を行う || 
    24 || `LOG_VIEW` || [wiki:TracBrowser リポジトリブラウザ] でファイルとディレクトリのコミットログを表示する || 
     21|| `LOG_VIEW` || [wiki:TracBrowser リポジトリブラウザ] でファイルとディレクトリのリビジョンログを表示する || 
    2522|| `FILE_VIEW` || [wiki:TracBrowser リポジトリブラウザ] でファイルを表示する || 
    2623|| `CHANGESET_VIEW` || [wiki:TracChangeset リポジトリへのチェックイン] を表示する || 
     
    3128|| `TICKET_CREATE` || 新規 [wiki:TracTickets チケット] を登録する || 
    3229|| `TICKET_APPEND` || [wiki:TracTickets チケット] にコメントや添付ファイルを追加する || 
    33 || `TICKET_CHGPROP` || [wiki:TracTickets チケット] 属性を変更する || 
     30|| `TICKET_CHGPROP` || チケットの概要フィールドを除いた [wiki:TracTickets チケット] 属性(優先度, 担当者, キーワードなど) を変更する || 
    3431|| `TICKET_MODIFY` || `TICKET_APPEND` と `TICKET_CHGPROP` の両方に加え、 [wiki:TracTickets チケット] の解決を可能にする || 
    35 || `TICKET_ADMIN` || 全ての `TICKET_*` 権限に加え、チケットへの添付ファイルの削除を可能にする || 
     32|| `TICKET_ADMIN` || 全ての `TICKET_*` 権限に加え、チケットへの添付ファイルの削除やチケットの概要フィールドの変更を可能にする || 
    3633 
    3734=== ロードマップ === 
     
    4340|| `MILESTONE_ADMIN` || 全ての `MILESTONE_*` 権限を持つ || 
    4441|| `ROADMAP_VIEW` || [wiki:TracRoadmap ロードマップ] を表示する || 
    45 || `ROADMAP_ADMIN` || `MILESTONE_ADMIN` の別名 (重複しています) || 
    4642 
    4743=== レポート === 
     
    7066== 権限の付与 == 
    7167 
    72 現状では、ユーザに権限を付与するには {{{trac-admin}}} スクリプトを使用する方法しかありません。現在設定されている権限は以下のコマンドで一覧できます: 
     68[wiki:TracAdmin trac-admin] を使用してユーザに権限を与えて下さい。現在設定されている権限は以下のコマンドで一覧できます: 
    7369{{{ 
    7470  $ trac-admin /path/to/projenv permission list 
     
    8076}}} 
    8177 
     78`permission add` コマンドでは複数の権限を扱うことができます: 
     79{{{ 
     80  $ trac-admin /path/to/projenv permission add bob REPORT_DELETE WIKI_CREATE 
     81}}} 
     82 
    8283== パーミッショングループ == 
    8384 
    84 パーミッションをグループ化してロール(''developer''、''admin''、etc.)を構成することができます 
     85パーミッションをグループ化してロール (''developer''、''admin''、etc.) を構成することができます 
    8586{{{ 
    8687  $ trac-admin /path/to/projenv permission add developer WIKI_ADMIN 
     
    9192}}} 
    9293 
    93 == デフォルトパーミッション == 
     94グループのメンバーは {{{permission list}}} を引数なしで起動すると見ることができます; 出力される結果にはグループのメンバが含まれているでしょう。グループ名には小文字を使ってください。大文字は権限名のために予約されています。 
     95 
     96== パーミッションを削除する == 
     97 
     98パーミッションは 'remove' コマンドを使用して削除します。例: 
     99 
     100このコマンドは、ユーザ ''bob'' から レポート権限を削除します: 
     101{{{ 
     102  $ trac-admin /path/to/projenv permission remove bob REPORT_DELETE 
     103}}} 
     104 
     105`permission add` と同様に、このコマンドは複数の権限名を扱うことができます。 
     106 
     107特定のユーザからすべての権限を削除することもできます: 
     108{{{ 
     109  $ trac-admin /path/to/projenv permission remove bob * 
     110}}} 
     111 
     112または、すべてのユーザからある権限を削除することもできます: 
     113{{{ 
     114  $ trac-admin /path/to/projenv permission remove * REPORT_ADMIN 
     115}}} 
     116 
     117== デフォルトのパーミッション == 
    94118 
    95119特別なユーザ ''anonymous'' に権限を付与することで、未ログイン状態の匿名ユーザに権限を付与することができます。 
     
    98122 
    99123---- 
    100 See also: TracAdmin, TracGuide 
     124See also: TracAdmin, TracGuide and [http://trac.edgewall.org/wiki/FineGrainedPermissions FineGrainedPermissions]