Changes between Version 1 and Version 2 of TracEnvironment


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Timestamp:
2007/03/06 12:34:28 (17 years ago)
Author:
trac
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  • TracEnvironment

    v1 v2  
    1 = Trac のストレージ - Environment = 
     1= Trac Environment = 
    22 
    3 Trac はプロジェクトのデータを保存するのに、構造的なディレクトリ構造とデータベースを使用します。 
     3Trac はプロジェクトのデータを保存するために、ディレクトリ構造とデータベースを使用します。このディレクトリを "Environment" と呼びます。 
    44 
    55== Environment の作成 == 
     
    1010}}} 
    1111 
    12 [wiki:TracAdmin trac-admin] は プロジェクトの名前、 
    13 データベースに接続するための文字列(以下に説明します) 
    14 Subversion リポジトリの位置を尋ねます。 
     12[wiki:TracAdmin trac-admin] はあなたに、プロジェクトの名前、 
     13データベースに接続するための文字列 (以下に説明します)  
     14ソースコードリポジトリの種類とパスを尋ねてきます。 
    1515 
    16   ''Note: Environment のディレクトリ配下は、 Web サーバの実行ユーザに書き込みパーミッションを 
     16''Note: Environment のディレクトリ配下は、 Web サーバの実行ユーザに書き込みパーミッションを 
    1717与える必要があります。適切なパーミッションの付与を忘れないようにしてください。 
    18 書き込みパーミッションの付与は、 Subversion のリポジトリにも当てはまります。 
    19 ただし、あなたが Subversion リポジトリにバークレー DB のファイルシステムを使用していないならば、 
     18書き込みパーミッションの付与は、 Trac が最終的に使用している Subversion のリポジトリにも当てはまります。 
     19ただし、あなたが Subversion リポジトリに Barkley DB のファイルシステムを使用していないならば、  
    2020Trac は読み取りパーミッションしか必要としません。'' 
    2121 
    2222== データベースに接続するための文字列 == 
    2323 
    24 バージョン 0.9 以降の Trac では [http://sqlite.org/ SQLite] と 
    25 [http://www.postgresql.org/ PostgreSQL] の両方をデータベースのバックエンドとしてサポートするようになりました。 
    26 通常では SQLite を使用します。たぶんほとんどのプロジェクトにとっては SQLite で十分です。 
     24バージョン 0.9 以降の Trac では [http://sqlite.org/ SQLite], 
     25[http://www.postgresql.org/ PostgreSQL] と [http://mysql.com/ MySQL] をバックエンドのデータベースとして 
     26利用可能になりました。通常では SQLite を使用します。たぶんほとんどのプロジェクトにとっては SQLite で十分です。 
    2727データベースファイルは Environment のディレクトリに保存されます。そして、 
    28 [wiki:TracBackup Trac のバックアップ] で Environment の残りの部分 (データベースファイル以外のファイル) と一緒にバックアップすることができます。 
     28[wiki:TracBackup Trac のバックアップ] で Environment の残りの部分 (データベースファイル以外のファイル)  
     29と一緒にバックアップすることができます。 
    2930 
    3031組み込みの SQLite データベースに接続するための文字列は以下の通りです: 
     
    3334}}} 
    3435 
    35 もしあなたが、 PostgreSQL を代わりに使用する場合、 
    36 異なる接続用文字列を使用しなければなりません。 
    37 例えば、ユーザ名 `johndoe` でパスワード `letmein` で 
    38 ローカルホストの `trac` と呼ばれるデータベースに接続するには以下のように指定します 
     36もしあなたが、 PostgreSQL や MySQL を代わりに使用する場合、 
     37異なる接続用文字列を使用しなければなりません。 例えば、 PostgreSQL に接続するとき、 
     38ユーザ名 `johndoe` でパスワード `letmein` で 
     39ローカルホストの `trac` と呼ばれるデータベースに接続するには以下のように指定します: 
    3940{{{ 
    4041postgres://johndoe:letmein@localhost/trac 
     
    4647}}} 
    4748 
    48 PostgreSQL を使用するとき、`trac-admin initenv` を実行する前に 
     49PostgreSQL を使用するとき、 `trac-admin initenv` を実行する前に 
    4950データベースを作成しなければいけません。 
     51 
     52PostgreSQL データベースの名前は "trac" にしてください。そのほうが都合がいいです: 
     53また、 trac-user-name に大文字を使用すると動きません。 
     54{{{ 
     55sudo su - postgres -c createdb trac 
     56sudo su - postgres -c psql trac 
     57CREATE USER trac-user-name WITH PASSWORD 'trac-pass-name'; 
     58}}} 
     59 
     60(sudo/su を設定していなければ、手動で createdb と psql を実行する必要があることに留意してください。このドキュメントを読んで最初そのことを理解するまで少し時間がかかりました。 (訳注: この一文は本家サイトの Wiki に寄せられた感想のようです)) 
     61 
     62== ソースコードリポジトリ == 
     63 
     64最初にリポジトリの ''type'' を指定しなければなりません。 (例 Subversion ならば `svn` 、 
     65これがデフォルトです)、そしてリポジトリの ''path'' を指定しなければなりません。 
     66 
     67リポジトリなしで、 Trac を使用したいときは、単に ''path'' 部分に何も入力しないままにして下さい。  
     68(その場合''type'' の情報は影響しません) 
     69 
     70リポジトリシステムによっては、リポジトリへのパスだけではなく、リポジトリ内の ''scope'' を設定 
     71することもできます。 Trac はそのスコープ以下に限定したファイルとチェンジセット 
     72に関連する情報を表示します。 Trac のバックエンドで  Subversion を 使う場合 
     73このようなことが可能です; 他のリポジトリシステムについては、対応するプラグインのドキュメントで確認して下さい。 
     74 
     75Subversion リポジトリの設定の一例です: 
     76{{{ 
     77[trac] 
     78repository_type = svn 
     79repository_dir = /path/to/your/repository 
     80}}} 
     81 
     82スコープを絞った Subversion リポジトリの設定の一例です: 
     83{{{ 
     84[trac] 
     85repository_type = svn 
     86repository_dir = /path/to/your/repository/scope/within/repos 
     87}}} 
    5088 
    5189== ディレクトリ構造 == 
     
    5997   * `trac.ini` - メインとなる設定ファイル。詳細は TracIni に記述しています。 
    6098 * `db` 
    61    * `trac.db` - SQLite データベース (SQLite を使用しているならば) 。 
     99   * `trac.db` - SQLite データベース (SQLite を使用しているならば) 
    62100 * `plugins` - Environment に固有の [wiki:TracPlugins プラグイン] (Python eggs) 
    63  * `templates` - カスタム (プロジェクトに固有の) テンプレート 
     101 * `templates` - カスタム (プロジェクトに固有の) テンプレート 
    64102   * `site_css.cs` - カスタム CSS スタイルシート 
    65103   * `site_footer.cs` - カスタムフッタ 
     
    67105 * `wiki-macros` - Environment に固有の [wiki:WikiMacros Wiki マクロ] 
    68106 
     107  '''Note: Trac Environment のディレクトリとソースコードリポジトリのディレクトリを一緒にしないで下さい。 
     108上記のディレクトリ構造は Subversion リポジトリのディレクトリ構造をざっくりと真似ているだけですが、 
     1092つは同じ場所においては ''いけません'' 。''' 
     110 
    69111---- 
    70112See also: TracAdmin, TracBackup, TracIni, TracGuide